年金のもらい方ってどうすればいいの?

その他

年金手続き

健康のために必用なものはいろいろあります。

運動、食事、睡眠が基本になりますよね。

でも、運動するにしても食事や睡眠、いずれもお金が必用です^^。

お金がないと靴は買えないし、お金がないと米だって買えませんし、お金がないとベッドを変えませんからね。

ですので元気であれば、まず働くことが必須。

ただ、歳をとってくるとそれができなくなってきます。

ここで当てになるのはやはり年金になります。

年金の手続きはどうやるのか?

「あなたは年金の手続きを知ってますか?」

たぶん、年金をもらってない人は知らないでしょう。

ですが、いずれもらうことになるのなら知っておいて損はありません。

現在、年金をもらえる年齢は、61~65歳になっています。

これは、生年月日により受け取り開始年齢が変わります。

<受け取り開始年齢>

61歳~:男性1953/4/2~1954/4/1、女性1958/4/2~1959/4/1
62歳~:男性1955/4/2~1956/4/1、女性1960/4/2~1961/4/1
63歳~:男性1957/4/2~1958/4/1、女性1962/4/2~1963/4/1
64歳~:男性1959/4/2~1960/4/1、女性1964/4/2~1965/4/1
65歳~:男性1961/4/2~、女性1966/4/2~

<年金の手続きの流れ>

1、もらい始める年齢の3ヶ月前に、日本年金機構から緑色の書類が届く
2、必要事項を書いて提出する

ただし、複雑なため年金事務所の職員に手伝ってもらうのがベターです。

年金ダイヤル(0570-05-1165、03-6700-1165)に手続きの予約を入れておくといいです。

その場合、基礎年金番号を相手に伝える必用がありますので、事前に調べておきます。

<手続きに必用なもの>

書類の提出時に必用なものはこちら。

・年金請求書
・預金通帳
・認め印
・予約時に指示された書類

<年金の受け取り開始>

誕生日の翌月から偶数月に年金が口座に振り込まれる

もし、受け取り開始年齢になったにも関わらず、緑色の書類が年金機構から届かないのなら、年金を受け取る条件を満たしていないということになります。

条件を満たさない例はこちら。

・過去に保険料を10年以上納めていない
・保険料を納めた記録が間違っている

ただし、例外として10年未満であっても年金をもらえる場合もあります。

年金の受け取り開始年齢を変えたらどうなるのか?

年金の受け取り開始年齢は、希望すれば60歳までの前倒し、66歳以後の繰り下げが可能です。

<繰り上げ受給>

繰り上げ請求書を年金機構に提出して、手続きをします。

1ヶ月単位で前倒しが可能で、年金額は1ヶ月につき0.5%減額されます。

例えば、65歳で月に64900円もらえる人が60歳からの繰り上げ支給を手続きすると、60歳から受け取れる年金額は、約3割減り45400円になります。

<繰り下げ受給>

繰り下げ支給は、年金の受け取りを66歳以降70歳まで繰り下げることができます。

繰り下げを希望する場合、年金請求書を提出しないようにする必用があります。

そして、70歳までに希望する時期に忘れずに年金事務所に年金請求書を提出しないといけません。

繰り下げの場合の年金額ですが、1ヶ月で0.7%増えます。もし、65歳で受け取る年金を70歳まで繰り下げると、支給額は、1.42倍になります。

年金は何歳から受給するのが得なのか?

基本的に繰り下げ受給すると年金額は増えます。

ただし、年金が受け取れるのは生きているうちですから、長生きした場合に限ります。

また、65歳が開始年齢の時に70歳にしようとしても、65歳の時点でお金に余裕がないと繰り下げ返済ができません。

ですので、このようなことも考えて繰り下げ年齢を設定する必用があります。

こちらの表を参考にすると

・75歳までしか生きないなら、60歳からの繰り上げ受給がお得
・75歳以後から81歳まで生きるなら、65歳からの受給がお得
・81歳を越えて生きるなら、70歳からの繰り下げ受給がお得

になっています。

ですので、もし繰り下げ受給できる経済的な余裕があり、90歳ぐらいまで生きる予定であるなら、70歳からの繰り下げ受給を選択すればいいでしょう。

また、あまり長生きできない、せいぜい75歳までだと思うのなら、60歳からの繰り上げ受給を選ぶといいです。

ただし、「何歳まで生きるか?」というのは、誰にもわかりません。

ですので、当てが外れたとしてもそれは自己責任になるので、慎重に検討して受給開始年齢を決めることが必用になります。

まとめ

年金の手続きって、よくわからない人が多いと思います。

私もよくわかりませんw。

しかし、わからなければ年金機構などに連絡し聞けばよいのでそれほど困らないでしょう。

むしろ、年金を受給できる年齢(60歳)になるまでに、いくつになったら年金を受け取るかを決めておく必用があります。

私も何年かしたら受給開始できる年齢になりますが、今のところは開始年齢は65歳かなって思っています。

何歳まで生きるかわかりませんが、想定としては、85歳まで生きるとしたら、20年間、年金を受け取れることになります。

これで十分でしょう。

また、70歳から年金を受け取るにしても65歳から70歳まで貯金を削って生活をすることになると、それはそれで大変だと思います。

ですので、65歳から年金を受け取るのが妥当と考えます。

年金って誰もがいずれお世話になるわけですから、自分なりに調べて事前に検討しておくといいでしょうね(*^o^*)。

参考:読売新聞